(未修正)・『美瑛町』には彩り鮮やかなSpotが満載

2月 22, 2022


美しい景観に掛ける熱い想いが【美瑛町】では育まれています

北海道の上川郡にあり、なだらかな丘陵・豊かな自然環境及び景観を特徴とする町です。この美瑛町は「日本で最も美しい村連合」「美しい日本のむら景観百選」「美しい日本の歩きたくなる道500選」などと、最初は少し『自意識過剰なのでは…?』と思える名目が付いています。ただ実際に美瑛町の景観などに目を向けてみると…『なるほど!』と、感嘆の声を揚げたくなるほど、本当に素晴らしい景観を持っている町になっています。そう言えば最近はテレビなどでも目にすることも多いし、人気の声も多く聞かれるようになってきました。そしてこの美瑛町と言う町名は「ピイェ — 転じて油っこい・油ぎっている」と言うアイヌ語が由来になっていると聞きます。「油ぎっている」と言うのは、十勝岳から流れ込んだ硫黄により濁ってしまった事を表現した名前で、「美瑛」と言う当て字の意味自体は、「美しく、明朗で王者の如し」と言う意味を込めてつけられたとされています。
位置的な面を見てみると、北海道のほぼ中央で大雪山国立公園に含まれている十勝岳連峰と夕張山系の間で、旭川市と富良野市の中間地点に位置しています。美瑛町の個性的に見える景観は、波状丘陵の土地を格子状の区画割にして、開墾した事によるものとされています。
また美瑛町の観光スポットの中で、おすすめしたいスポットを数え上げると、旭川市よりも数多くあります。今回はそんな美瑛町のSpotを大体的にご紹介します。


白金青い池

北海道上川郡美瑛町白金にある人造池で「白金青い池」「美瑛白銀青い池」等と呼ばれ、白金温泉から北西へ約2.5km程離れた位置にある池です。名前は聞いた事もある人も多い知名度の高い池ですが、国土地理院発行2万5千分の1で表記されている地図では、水溜まりと分類されている事から水面が描かれていません。元々は火山泥流被害を防ぐための堰堤で、そこに水のたまった池になっています。
池が青くなる秘密は水酸化アルミニウム等の白色系の微粒子が含まれていて、美瑛川本流の水と混ざり分散されてコロイドが生成されます。そのコロイドに太陽光が当たり、衝突拡散し水の九州による透過率の関係で、美しい青色に見えると言われています。
この幻想的な景観は青く見える水の色と立ち枯れた木々より造られている景色になっています。
※冬季には期間限定でライトアップされていて、通常よりもまた幻想的な光景を見る事が出来ます。この期間しか見る事が出来ない絶景なので、タイミング良く近隣へと訪れた際には、是非一度この幻想的な世界を目にしてみて下さい。

白金青い池
https://biei-shiroganeaoiike.business.site/
………………………………………
<所在地>
〒071-0235
北海道上川郡美瑛町白金

<お問合せ>
0166-92-4321
(美瑛町商工観光交流課)
0166-94-3355
(道の駅びえい白金ビルケ)

………………………………………
<営業期間>
通年
<駐車場>

乗用車270台・バス27台
乗用車・500円/回
マイクロバス・1,000円/回
バス(30人超)2,000円/回


白ひげの滝

北海道上川郡美瑛町の白金温泉郷にある落差30m・幅40m・標高600mの潜流瀑です。命名の由来は白金小函にある渓谷の断崖、その表面に見える岩の隙間から流れ落ちる湧水の、細長い青みがかった滝の流れが『白い髭』の様相を見せる事から命名されたと言われています。この【白ひげの滝】は温泉街の中心近くに流れる、美瑛川に掛けられている『ブルーリバー橋』から眺め見る事が出来ます。

白ひげの滝
http://town.biei.hokkaido.jp/
about/event/illuminate.html

………………………………………
<所在地>
〒071-0235
北海道上川郡美瑛町字白金

<お問合せ>
0166-92-4321
(美瑛町役場商工観光交流課)

………………………………………
<営業期間>
年中無休
<営業時間>

年中無休
………………………………………
<ライトアップ>
平成30年11月1日(木)から常設展示
<駐車場>
白金観光センター前公共駐車場利用


四季彩の丘

【四季彩の丘】では、『夏季(グリーンシーズン)の顔』『冬季(ウィンターシーズン)の顔』と、一年で2つの顔を見せてくれます。夏に訪れた時には、色鮮やかなお花畑と広がる広大な景色、そして冬に訪れると、一面を雪化粧で純白に染めた丘で迫力満点のアクティビティーを楽しむ事が出来ます。
夏のグリーンシーズンには畑一面に花が咲き誇ります。5月上旬に姿を現す「チューリップ」「ムスカリ」「パンジー」から、10月下旬のシーズン終わりまで姿を見せてくれる「コキア」「キカラシ」まで、30種以上の様々な花が、心にリラクゼーションを与えてくれます。
そして冬のウィンターシーズンには、色鮮やかな展望花畑が一変して一面真っ白な『スノーランド』へと変わります。スノーランドでは「スノーラスト」「スノーモービル」と言ったアクティビティー等が、心を熱く奮い立たせてくれます。
また通年営業の『アルパカ牧場』もあります。このアルパカ達は【四季彩の丘】のマスコットです。間近で触れ合えて、エサやりも可能です。

四季彩の丘
https://www.shikisainooka.jp/
………………………………………
<所在地>
〒071-0473
北海道上川郡美瑛町新星第三
<お問合せ>
0166-95-2758
………………………………………
<営業期間>
通年
<営業時間>

営業時間は季節毎異なります
<定休日>
12月31日

………………………………………
<駐車場>
普通車・300台
(夏期:500円/台)
大型バス・30台

………………………………………
<料金>
[スノーモービル]
1周(約1km) / 1名:1,200円
林間コース(約5km)
1人乗り:5,600円
2人乗り:6.800円

[スノーモービルツーリング]
5km・10km・20km・30km
30分~2時間30分位
1名~3名の参加人数ごとの料金設定
7,700円~34,100円(1名あたり)

[スノーラフティング]
1名:800円
[そり遊び]
1台:200円
………………………………………
[アルパカ牧場]
小中学生:300円
高校生以上:500円
小学生未満:無料
エサ代:100円 / 回


「ぜるぶの丘」・「亜斗夢の丘」

旭岳・十勝連峰が一望出来る大自然をコラボレーションした花畑で、「ラベンダー」「ひまわり」などを思う存分に眺める事の出来るSpotです。この「ぜるぶの丘」と言うネーミングは、「かぜ」「かおる」「あそぶ」の後ろ3文字から名付けられ、その名の通り『爽やかな風薫る丘で、みんなで楽しく遊ぶ』をテーマにしています。ここの展望台からは『ケンとメリーの木』を眺める事も出来る事や、バギー・カート等を使って園内をぐるりと巡る事が出来ます。

ぜるぶの丘・亜斗夢の丘
http://biei.selfip.com/index.html
………………………………………
<所在地>
〒071-0225
北海道上川郡美瑛町第三

<お問合せ>
0166-92-3160
0166-92-3315(レストラン予約)

………………………………………
<営業期間>
4月中旬~10月上旬
<営業時間>

08:30~17:00
<定休日>
不定休
※冬季休業

………………………………………
<駐車場>
普通車・120台
大型バス・10台


ケンとメリーの木

北海道上川郡美瑛町の丘陵地帯に立ち、1972年~1977年まで発売された「ケンとメリーのスカイライン」の愛称を持つ、日産・4代目スカイラインノCM「地図のない旅編」で、撮影に使われた1本の大きなポプラの木です。このCM放送後に、この「ケンとメリーの木」のある、この場所が観光名所となり、「ケンとメリーの木」と名付けられました。
因みにこの「ケンとメリーの木」は、私有地内にあります。撮影Spotには名称の由来などの書かれた看板が建っています。ただ老木である事や私有地内にある木と言う事もありますので、訪れた際には無理・無茶などをして、負担を与えるような事は止めて下さいね。

ケンとメリーの木
<所在地>
〒071-0216
北海道上川郡美瑛町大久保協生

………………………………………
<営業時間>
24時間営業
………………………………………
<駐車場>
無料


赤い屋根のある丘

ここは景観Spotと言って良いのだろうか? 決して観光地でも無く、ごく普通の個人の家です。なんで紹介するのかと言うと…とても人気のあるSpotにもなっている事からです。美瑛駅からJR富良野線沿いの県道213号線を4km程、富良野方面へ向かって車を進めて行くと、東側の中腹に見えてきます。ナビなどでは登録が無いですが、GoogleMAP(GoogleNAVIではありません)なら【赤い屋根のある丘】と検索すると登録がありました。ただ人気のあるSpotになっていても、あくまでもここは個人の家になりますので、迷惑をかけるような行為、また畑などに立ち入る事も厳禁ですよ。
電車での旅を楽しんで居る方の場合には、JR富良野線(旭川発の場合は進行方向左)に乗ると、美瑛駅~美馬牛駅の中間あたりで、『電車の車窓から』見る事が出来ます。車内でアナウンスを流してくれるので、駅を過ぎたら写メ撮影の準備をお忘れなく…

また訪れるBestの時間帯は、まず昼間になります。そして太陽が順光になる【午後】が、Bestな時間帯になります。

赤い屋根のある丘
………………………………………
<所在地>
〒07-0244
北海道美瑛町福富

………………………………………


聖台ダム公園

<聖台ダム>
聖台ダムは皇室ご料地として15,000haが編入され、当初は上川離宮計画も持ち上がったが開拓が進行の途中ではらいさげられたとの事です。正式には「中心コア型ゾーンタイプアースフィルダム」で、当時の日本では最大級の工事で基礎工事など、世界的な注目を集めました。

<聖台ダム公園>
ダムの建設により出現した人造湖は聖台ダム公園として、2005年にダム湖百選に選定されました。一年を通して、桜・ラベンダー・紅葉・クロスカントリースキー・スノーモービルなど、地域、行楽客共に憩いの場として人気のある公園になっています。

聖台ダム公園
http://www.wec.or.jp/library/
100selection/content/seidaidam.html

………………………………………
<所在地>
〒071-0227
北海道上川郡美瑛町赤羽

………………………………………
<料金>

無料


道の駅びえい
「白金ビルケ」・「丘のくら」

道の駅びえい「白金ビルケ」
https://biei-info.jp/biruke/
………………………………………
<所在地>
〒071-0235
北海道上川郡美瑛町字白金

<お問合せ>
0166-94-3355

………………………………………
<営業期間>
年中無休
(年末年始12月31日~1月3日除く)

<営業時間>
6月~8月・09:00~18:00
9月~5月・09:00~17:00
道の駅びえい「丘のくら」
https://biei-info.jp/okanokura/
………………………………………
<所在地>
〒071-0208
北海道上川郡美瑛町本庁1丁目9番21号

<お問合せ>
0166-92-0920
………………………………………
<営業期間>
年中無休
(年末年始12月31日~1月3日除く)

<営業時間>
6月~8月・09:00~18:00
9月~5月・09:00~17:00


美瑛町では「様々な彩り・広大な景観」のコラボが心を癒してくれます

様々な彩を持つスポットと、旭岳・十勝連峰の広大な景観が、心を包み込んで癒してくれます。日常の生活に疲れた時に、ふらっと心を休めに訪れてみるのも良いと思います。