疲れた心と体を癒すには、ゆったりとした土地で心のrefreshが一番!
「ふぁぁ~あ~」
「なみえちゃんは まだ帰って来てないのか?」
「そう言えば…昨日は嫌いって言われたし…今日は機嫌が直ってくれているかな?」
「それにしても…昨日は、何に関して怒っていたんだろう?」
「気を使っているつもりなんだけどねぇ~難しい…」
「あっ!【なみえちゃん取扱説明書】でも作ろうかな?ハハハッ…」
「どんな取り扱い方法にするつもりなの?」
「それは、まずどんな事を言っちゃうと危険? とか こんな機嫌の時は何を言うとヤバいとか? 怒らせちゃうとマジで怖いからねぇ~・・・ん? って! あぁぁぁ~!!!! な・な・なみえちゃん 居たんだ?」
「浮浪雲さんって…なみえちゃんの事を猛獣みたいに思っているんですね!」
「い・いや…居ないと思ってたからぁ~ ご・ごめんなさい」
「ふぅ~ん 居なければ何を言ってもいいんだぁ~」
「いや…居ても居なくても、変な事を言ってはいけません…ですね…ごめんなさい」
「折角昨日の事は忘れて、今日は一日仲良くしてあげようと思ったのに…」
「いや…本当にごめんなさい 俺も なみえちゃんとずっと仲良くしたいから、喧嘩しないで済むようにって、色々と考えていただけなんだよ」
「でも昨日は、なみえちゃんが我侭で勝手に怒っていたと思っているんでしょ?」
「い・いいえ…絶対に100%、俺の方が悪かったと思っています。ただ理由が分からなくて…悩んでいただけだよ」
「エーンエーン…浮浪雲さんは、なみえちゃんが居ない所では、きっといつも悪口を言っているんだぁ~エーンエーン…」
「いや全然そんな事は無いです なみえちゃんの悪口なんて言った事無いです」
「でもさっき言っていたもん エーンエーン…」
「い・いや…悪口じゃなくて、何で怒ったかの原因追及と、これからいつまでも仲良く一緒にいる為にどうしたらBestなのかを検討して…あと…ん~…」
「クックックックッ…アハハハハハッ~浮浪雲さん 政治家さんの言い訳みたいで ちょ~ウケるぅ~キャハハハ…」
「えっ…??? 怒って泣いていたんじゃないの?」
「昨日 なみえちゃんを苛めた仕返しですぅ~キャハハハ…」
「それじゃ怒って無いの?」
「だってぇ~別に悪口言ってなかったでしょ?」
「うん なみえちゃんといつも仲良く旅をしたいから、どうすれば良いかな?ってね」
「でも浮浪雲さん あまり深く考えない方が良いと思うよ? 疲れちゃうし…それに『喧嘩するほど仲が良い♪』って言うでしょ?」
「そうは言っても、なみえちゃんを怒らせたり、泣かせたりしたくないし…それにあまり喧嘩していると、胃袋に穴が開いちゃうかも…(;’∀’)」
「なみえちゃんって、そんなに浮浪雲さんにツライ思いをさせているの?」
「いやいや…そんな事は無いよ たくさん楽しさや幸せを貰っているよ」
「やっぱり なみえちゃんより すみかちゃんの方が良いんでしょ?」
「ほぇ? なんで急に すみかちゃんが出てくるの?」
「だって相思相愛でしょ?」
「ん? 誰と誰が?」
「浮浪雲さんと すみかちゃんだょ…」
「ぷっ!ワハハハ…ナイナイ そんな事ある訳ないじゃん」
「でも すみかちゃんは浮浪雲さんの事を気にしているみたいだよ?」
「ん~それって風邪みたいなものじゃないかな? 急にいつもと違う環境に来て、珍しい生き物を見たから、興味があるだけだって」
「(やっぱり 浮浪雲さんって 女心を分からない人なのかな?…)・・・」
「それに相思相愛って事は、俺も すみかちゃんを好きって事でしょ? 確かに可愛いし、凄く真面目な子だけど、俺が好きなのは…(はっ!やべぇ~これ以上言ったら また怒らせちゃうな…ヤバス)」
「えっ?(^^♪ 本当に好きなのは誰なの?」
「ん~とねぇ~ あっ!そろそろ準備を始めないと遅くなっちゃうよ!」
「だめぇ~ちゃんと最後まで言わないと駄目だよ! 大切な事なんだから…」
「い・いや…ん~そうそう『本田翼ちゃん』と『ニコルン』と『橋本環奈ちゃん』と…あと誰が居たっけなぁ~アハハ…(;’∀’)」
「芸能人じゃなくって本当に好きなのは誰なの?」
「えっ…ん~誰だろうね?ハハハッ… それより早く準備しようよ」
「そうやって いつも肝心なところはスルーしちゃうんだから…モウイイ…ベェ~ダ!」
(どうやら…また怒らせちゃったみたいだ…俺って馬鹿なのかな…?)
(けどさぁ~素直な気持ちで「好きだ!」とか言っても、利尻島の時みたいに怒られちゃうだろうし…所詮俺は放浪旅人担当者だからねぇ~それ以上でも、以下でも無い
・・・ とりあえず準備をして重い空気のまま出発進行 ・・・
「さてと…今日は遠別町、初山別村かな? 出来れば羽幌町まで巡って、明日から焼尻島・天売島に渡りたいね」
「はい…」
「ん~・・・なみえちゃん ごめんね…」
「なんで謝るんですか?」
「なんか嫌な気分にさせちゃったみたいだから…女の子の気持ちを読めない奴なんだよね だから…ごめんね」
「別にいいです 気にしてません」
「今日はSpotの紹介とかするのは嫌でしょ? 嫌だったらしなくてもいいよ」
「Spot紹介担当者だから、ちゃんと紹介はします」
「その『Spot紹介担当者』って言い方止めて欲しいな…俺は なみえちゃんに紹介をして欲しいんだよね」
「だって浮浪雲さんが先に『放浪旅人担当者』って言ったんだよ なみえちゃんは浮浪雲さんと旅をしたいんだもん」
「あっ そうか…そこも嫌な思いをさせていたんだね ごめんなさい」
「もういいよ…それよりも朝に聞いた 浮浪雲さんの好きな人って誰なの?」
「げっ?またそこ? まぁそれは『企業秘密』って事で…ハハハッ」
「あぁ~浮浪雲さん ズルいぃ~アハハハッ…(もぉ~なんで なみえちゃんだよって言ってくれないのよぉ~ ( ノД`)シクシク…)」
「それじゃ遠別町の紹介をして貰えるかな?」
「はい それでは遠別町の紹介をします」
「こんな感じに遠別町は、ゆったりとした気持ちで楽しめそうな町ですよ」
「なんか疲れが取れそうな町だね それに赤と黒のお風呂は興味あるなぁ~」
「あっ 旭温泉ですね? ここは宿泊も出来るし、家族風呂もありますよ」
「はははっ…家族風呂か…なみえちゃん安心して、今度は『家族風呂に入りたい』なんて意地悪は言わないからね!」
「えっ…なみえちゃんは別に…一緒に入ってもいいよ…」
「はははっ そんな無理に気を使わないでいいよ! それに今日中に羽幌町まで巡ってしまいたいからね」
「・・・(何で思い切って言ったのに…いつも…でも我慢しないと喧嘩になっちゃうね…) うん そうだったね」
「それとさぁ~河川公園の【風と夕日のモニュメント】も気になるよねぇ~夕日じゃ時間的に無理だね…残念だ」
「確かに羽幌町まで向かって夕方までに戻ってくるのは辛いよね。そして明日の朝に、また羽幌町へ行ってフェリーは…大変かも…」
「また最高の夕日Spotは他にもあるだろうし、ここのサンセットは我慢するしかないね」
「でも…サンセットって凄くロマンチックなんだよね…いつもドキドキしちゃうんだ…え~っ こんな所でそんな事を~なんて考えちゃったりね」
「ん? サンセットの見える…こんな所で…そんな事って?」
「えっ! な・何でもないよぉ~何となく言ってみただけだよ」
「そうなんだ? 何かあるのかな?って思ったよ」
「(なんで分かってくれないのよぉ~全く鈍感なんだから…) 何にもなぃょ…」
「それじゃ このまま勢いに乗って次の目的地【初山別村】に乗り込もうか?」
「うん それじゃ紹介を始めちゃうね」
「なみえちゃん よろしくね!」
「初山別村は人口も少なくて、村全体にスポットが点在する感じでは無いけど、その代わりに、みさき台公園(道の駅☆ロマン街道しょさんべつ)を訪れるだけで、一日中思いっきり楽しむ事が可能な村なんだょ」
「ほぉ~夏なら海水浴を楽しんでから、ホテルの温泉で疲れを取って食事をして、天文台で星を見るって、何かとっても楽しめる場所なんだね」
「そうなんですよぉ~とってもいい村でしょ? そう言えば、『しょさんべつ天文台』では、【星前結婚式】って言うのが出来るんだって! なんか凄くロマンチックな結婚式が挙げられそうだよね?」
「ん~そうだね! 一般的な結婚式もいいけど、満天の星空に見守られながらの結婚式の方が、より感動出来そうだね!」
「そうでしょ!そうでしょ! なみえちゃんは絶対にここで結婚式を挙げたいんだけど、浮浪雲さんはどう思う?(なみえちゃんの思いが籠った質問だよ!しっかりと答えてね…)」
「ははは それも良いかもね?」
「えっ!(^^)! (それじゃここで浮浪雲さんと…やったぁ~)」
「それじゃ なみえちゃんがここで結婚式を挙げる時には、俺も招待してね?ハハハッ」
「えっ?(何を言っているの?)・・・浮浪雲さんなんか…絶対に招待してあげないもん!だって…だって…(なみえちゃんは 浮浪雲さんとの事を言っているんだょ! なんで分かってくれないの…)」
「あらら…招待してくれないんだ? ん?そう言えば『だって』なんなの?」
「だって…エーンエーン…だって…大っ嫌いだもんエーンエーン…」
「あわわわ…な・なみえちゃんどうしたの? なんで泣いちゃったの…?」
「だってぇ~だってぇ~エーンエーン…浮浪雲さんなんか大っ嫌い!(怒怒怒)」
「え・え・え…急に大っ嫌いって…ごめん・ごめん…また何か意地悪い事を言っちゃったみたいだね…ん~本当にごめんなさい」
「何が悪いか分からないのに謝るのなんて…本当に謝って無いもんエーンエーン…」
(ザワザワ・ザワザワ…なんだ・なんだ? どうしたんだ?)
(あいつ 女の子を泣かせているぞ!)
(ザワザワ・ザワザワ…あの男の人って酷い人だよねぇ最低!)
(あんなに女の子を泣かすってマジヤバい男だな~ザワザワ・サワザワ…)
「なみえちゃんが…なんで怒ったのか? なんで泣いちゃったのか? その理由が分からなくて 本当にごめん…」
「エーンエーン…浮浪雲さんのバカーッ! もう本当に大っ嫌いだもん!(怒怒怒)エーンエーン…」
「そんなに嫌われちゃったんだ…許してくれなくてもいいから…何で怒っちゃったのか教えてくれないかな?」
「だってぇ~浮浪雲さん なみえちゃんの事を全然わかってくれないんだも~ん エーンエーン」
「ん? だって…なみえちゃんが天文台で結婚式を挙げる時に招待してねって言っただけでしょ? そしたら招待しないし、大っ嫌いって…泣き出しちゃったし…」
「だってぇ~浮浪雲さんの事を招待出来る訳無いも~ん エーンエーン…」
「まぁ招待出来ないって言うんだったら…寂しいけど仕方ないよね」
「そうじゃないも~ん エーンエーン」
「そんなに俺の事が嫌いなら…寂しいけど、この旅を終わりにする?」
「えっ…浮浪雲さん…なみえちゃんの事が嫌いになったんだぁ~ エーンエーン…」
「い・いや…嫌いになる訳ないじゃん なみえちゃんが俺の事を大嫌いって言ったでしょ?」
「なみえちゃんは 浮浪雲さんの事が嫌いじゃないもん エーンエーン…」
「えっ? さっきそう言っていたよね?」
「違うもん 言ってないもん…浮浪雲さんの事が嫌いなんじゃなくて、なみえちゃんの気持ちを分かってくれない浮浪雲さんが嫌いなんだもん エーンエーン…」
「ん? 嫌いじゃなくて…嫌いなの? ん? ん? 意味不明だ…?」
「ヒック・ヒック…もう浮浪雲さんは、なみえちゃんの事が嫌いなんでしょ? ヒック・ヒック…」
「俺は なみえちゃんの事を嫌いじゃないよ!」
「それじゃ大好きなの? ヒック…」
「えっ? 大好きって言うか…嫌いじゃないよ」
「前は『大好き』って言ってくれたのにぃ~ やっぱり なみえちゃんの事を嫌いになったんだぁ~エーンエーン…」
「(あらら…また泣いちゃった…) いやいや 俺は なみえちゃんの事が大好きだよ! これで良いの?」
「これで良いの…とか、無理やり好きって言っているだけだもん エーンエーン 全然心が籠って無いよぉ~ エーンエーン…」
「(ん~参ったなぁ…) ん~分かった…まず なみえちゃん 俺の目を見て!」
「何で目を見ないといけないの? 催眠術で騙すつもりだぁ~エーンエーン…」
「いや…催眠術なんて出来ないし(-_-;)… いいから とにかく俺の目を見て!」
「う・うん…これで良いの?」
「俺は なみえちゃんの事が大好きだよ! とっても大切な女の子だよ!」
「えっ!(ドキドキ…ドキドキ…) そ・そんな事を急に言われても…どうしていいか分からないよぉ」
「だって…心の籠った『その言葉』が聞きたかったんでしょ?」
「えっ…う・うん…(ドキドキ…ドキドキ…) ん…(はじめての…ん)」
「少し 落ち着いたかな?」
「えっ?な・なんで…?(なんで目を瞑ったのに気が付いてくれないの?)」
「ん? なんでって?」
「・・・何でもないです…(思い切ったのに…?)」
「(ん? 何か言いたかったみたいだけど…何だったんだろう?)」
「(全く…なんでこんなに鈍感なの? なみえちゃんの気持ちに気が付いてよ!)」
「ん~今日はこの後の『羽幌町』を巡るのはやめようか? なんかそんな雰囲気じゃないし…」
「えっ…でも今日巡っておかないと、時間が勿体ないでしょ?」
「なみえちゃんは、この状況でも巡りたいかな?」
「あっ…なみえちゃんのせいって事なの…?」
「ん? 全然違うよ たぶん今日…なみえちゃんは、色々と気を使ってくれて我慢していたでしょ? それなのに俺って鈍感だし、気を遣うの下手な奴だから…なみえちゃんの気持ちをわかってやれてない様な気がする…ごめんね」
「ううん…別に気にしないで大丈夫だょ…」
「なんか なみえちゃんが優しくしてくれるからって、甘えちゃっているのかな?」
「ん…甘えてくれるのは、別に嬉しいけど…」
「もう少し なみえちゃんの色々な事に気付いてあげる努力をしないと駄目だね…」
「浮浪雲さん なみえちゃんにいつも優しくしてくれているょ…なみえちゃんも甘えちゃっているのかもしれない…(ここで『ギュッ』と抱きしめてくれたら…全部許しちゃうのにぃ~)」
「駄目だなぁ~俺…」
「(でも…浮浪雲さんじゃ無理だよね…全然気が付いてくれない…) そんな事無いょ…早く羽幌町を巡っちゃおう 時間が無くなっちゃうよ」
「うん そうだね それじゃ 羽幌町の紹介をお願いします」
「はいっ それじゃ~羽幌町の紹介をするね♪」
「なみえちゃん お疲れさまでした」
「紹介でちょっと思い出した『サンセットからの花火大会』を思い出して紹介しちゃった♪」
「確かに一石二鳥で感動を体験出来るのは凄く良いよね」
「だけどぉ~残念ながら7月中旬なんだよねぇ~ザンネン」
「花火大会まで2ヶ月あるのか…アッ! このStoryって、結構自由が効くから7月中旬って事にしちゃえばいいんじゃない? ハハハッ…」
「そんなズルはしちゃダメですぅ~それはNGだよ!」
「でもちょっとくらい良いんじゃないかなぁ~」
「そんな事をしたら、2ヶ月の二人の関係が知らない間に進んじゃって大変だよぉ~」
「ん?二人の関係が進むって?・・・どんな風に進む【設定】になっているの?」
「・・・そんな事をここでバラせる訳ないですぅ~(ブゥーッ!)」
「でもちょっと気になるじゃん 少しだけ教えてよ」
「絶対にダメです! 未来は知らないから面白いんだよ!」
「ん~でもさぁ~このStory作っている人って…」
「あぁ~浮浪雲さん いい子にして下さい! そうじゃないと…(スゥ~…)」
「ハッ!やばいっ!また叫ぶのか? あぁ~ごめんごめん…もうこれ以上は聞かないから…叫ばないでぇ~叫ばれると周りの目が…(;’∀’)」
「そう言えば浮浪雲さん 今日は何処に泊るの?」
「ん? あぁ~もう決めてあるよ! さっき紹介してくれた【道の駅ほっと・はぼろ】にある【はぼろ温泉サンセットプラザ】だよ!」
「あっ あそこなら大きいし良いホテルだよね」
「あそこのホテルって可愛い女の子4人組のマスコットガールがいるんだよ!」
「えっ?・・・・・」
「優しい感じでフロント係の『夕日湯華ちゃん』、明るい感じで調理師の『天海焼子ちゃん』、真面目っぽい雰囲気を持つ施設管理係の『温井泉ちゃん』、幼い感じで笑顔が可愛い『二島美波ちゃん』で、【はぼろ温泉サンセットプラザ】に行くと一緒に写真を撮れるみたいだよ!」
「・・・・・浮浪雲さん なんか嬉しそうだね…」
「えっと…ん~あった! この4人の女の子たちだよ」
「・・・・・(水着の写真って…男の人って最低ぃ~…モゥイヤッ!)」
「結構可愛い子たちでしょ?」
「・・・・・(絶対に なみえちゃんの方が100倍可愛いもん…)」
「(ハッ!ヤバイ今世紀最大の失敗をしたかも…なみえちゃんが嬉しい訳ないよな…寧ろ見た感じ超怒っているかも? いや…かも じゃなくて…怒っているよな…ヤバス…どうしたらいい?(;’∀’))」
「(なみえちゃんだって水着を着たら…こんな子達に絶対に負けないもん…)・・・」
「(やばい…無言の状態が続いている…何か話さないと…何をはなす?)」
「(浮浪雲さんって…本当は なみえちゃんの事が嫌いなのかな? だからわざわざ…) なみえちゃん…今日はお家に帰っていいかな?」
「えっ! なみえちゃん 本当に ごめんなさい。思いっきり失礼な事を言っていた…本当にごめん だから帰らないで…」
「でも浮浪雲さんは、なみえちゃんより この子たちの方が好きなんでしょ?」
「い・いや…そんな事無いって…本当だよ マジだよ!」
「浮浪雲さん 無理しないで本当の事を言ってもいいよ…」
「本当の本当に、なみえちゃんの方が好きだし、大切な女の子です」
「今度は目を見て言わないんだね…目を見てだと嘘を付けないからなの?」
「いや 目を見て言えるよ! 嘘じゃないし本当の事だよ!」
「もういいよ…なみえちゃん お家に帰りたい…」
「ま・待って…」
浮浪雲は、なみえちゃんを『ギュッ』と抱きしめた…
「もう二度と今日みたいな事は言わないから…許してくれないかな?」
「(ドキドキ・ドキドキ…えっ こんな急に…どうしよう…ドキドキ…)」
「許してくれる?」
「う・うん…(ズルいょ…「ギュッ」って抱きしめるなんて反則だよ)」
「本当に ごめんね」
「うん もういいよ・・・・・ん…(今度こそ分かってくれるよね…)」
「(ん? 急に目を瞑ったけど…どうしたんだろう?謎)」
「(浮浪雲さん…ん? あれっ? まだなの?)」
「え・えっと…そ・それじゃここは駄目だから何処に泊まろうか?」
「(この状況で、どうして気が付いてくれないの?)」
「あ・あぁ~俺がいけないんだから責任取って探さないとだね(;^_^A」
「(そうじゃ無いよぉ~ この状況…どう見てもチューしちゃう感じでしょ~)」
「ち・ちょっと待っててね すぐに探すから…(;’∀’)」
「(もぉ~浮浪雲さんのバカァ~!なんで分からないのよぉ~!…エーンエーン…)」
「ん~ここ以外だと…他に良いホテルが見つからないんだよね? ここと比べると少しって所しか…どうしようか?」
「別に無理に変えないで、ここでもいいんじゃない!(フンッ!)」
「(アレッ? また? まだ? 怒っているのかな?) で・でも なみえちゃんは嫌でしょ?」
「一晩泊るだけだから、ここでも構わないよ!(フンッ!)」
「ん・うん…分かった でも絶対に写真撮りに行ったりしないからね! それは約束する!」
「(そんな事は約束しなくても当然でしょ!怒)」
「やったぁ~なみえちゃん 【デラックスツイン湯ったりプラン】が空いているみたいだから、この部屋にしようね!」
「えっ…ツインルームなの? やっぱり なみえちゃんと一緒に寝るのがイヤなの…?(ションボリ…)」
「違うよ! ベットのサイズは分からないけど、ダブルルームのベットより狭いって事は、ピッタリ付いて眠れるでしょ?」
「(えっ!…ピッタリくっ付いて…ドキドキ・ドキドキ…) それなら仕方ないから我慢してあげるょ…(キャー恥ずかしいぃ~ドキドキ・ドキドキ…どうしよう…)」
「それじゃ狭いベットで我慢してね」
「う・うん 我慢してあげるね♪(ニコニコ…)」
「(はぁ~何とか機嫌が良くなってくれた…でも何で狭いベットの方がご機嫌になるんだろう? 狭くて寝難くないのかな? まぁとりあえず結果オーライって事で…)」
【はぼろ温泉サンセットプラザ】の、広く開放的なスペースを持っているエントランスホールがあり、ここでは羽幌の様々な特産品などを取り扱う売店などがあります。そして泉質がナトリウム塩化物強塩泉の天然温泉では、広く大きな大浴場や、心を大解放する事の出来る露天風呂などがあり、リラクゼーション効果ばっちりの温泉があります。またここの温泉は、日帰り入浴も楽しめますので、是非一度ご利用してみて下さい。
羽幌温泉サンセットプラザ
<所在地>
〒078-4113
北海道苫前郡羽幌町北3条1丁目29番地
<連絡先>
0164-62-3800
<温泉>
日帰り入浴
大人:500円
4歳~小学生以下200円
4歳未満無料
<泉質>
ナトリウム塩化塩泉
[効能]
神経痛・関節痛・筋肉痛
婦人病・皮膚病・冷え性など)
「あぁ~いい温泉だったね?」
「うん とっても気持ち良かったょ♪」
「本当に今日は 嫌な思いをさせちゃって ごめんね」
「ん~もういいょ♪ なみえちゃんも我儘だからね(アハハッ)」
「これからも仲良くお願いします」
「はいっ(^^♪ なみえちゃんこそよろしくね♪」
「でもベットが…確かに普通と比べたら大きいけど、一緒に寝たら絡み合っちゃいそうだねぇ~それでも大丈夫?」
「えっ…絡み合っちゃう(ドキドキ・ドキドキ…) な・なみえちゃんは…大丈夫だょ…(こんなに狭くって…寝ている時に浮浪雲さんがその気になっちゃったら…
今日は覚悟を決めてるもん
)」
「俺は布団に入ったら速攻寝ちゃう人だから大丈夫だけどね!」
「(あっ!…そうだった…) うん でも横になってから…もぅ少しお話したいな…」
「俺は別に構わないよ」
「うん…(ぴったしくっ付いて向かい合ったら…ドキドキで眠れないかも…)」
「明日は朝8:30発のフェリーで焼尻島へ1時間かけて向かい、一日観光して宿泊。翌日は9:40分から25分位で天売島に、一日観光&宿泊で、翌日に10時25分発で、羽幌に12:10頃に帰ってくる…って感じかな?」
「ちょっと忙しい感じになっちゃうね」
「ん~利尻島位の大きさとSpotがあれば、日数を掛けてもいいんだけどね どちらの島にも行ってみたいから…我慢してね」
「ううん…浮浪雲さんが行きたいなら、なみえちゃんは何処でも着いていくよ(^^♪」
「ありがとうね それじゃそろそろ寝ようか?」
「うん」
「はははっ 二人で一つのベットだと、ピッタリくっ付く感じになるね」
「アハハ…本当だぁ~お話する間は、向かい合ってお話しようょ…」
「えっ?む・か・い・あって…? (ヤバく無いか?…同じベットで寝るだけでも、毎日が我慢限界Overしそうなのに…この距離で向かい合って居たら…我慢できるか…俺には自信がない…)」
「浮浪雲さんは なみえちゃんと近くで向かい合うのは嫌なの?」
「い・いや…嬉しい…いやいや…べ・べつに…ん?いや…なんて言えば良いんだ? とにかく嫌じゃないよ」
「良かった…向かい合うの嫌って言われたら…嫌われているのかと思ちゃう でもなんかドキドキするね(真っ赤)」
「ん? 顔が赤いけど…暑いかな?」
「ん…そんな事無いよ…ちょっと照れているだけだょ」
「(ウッ! まじで可愛い…どうしよう? って、何を【どうしよう】なんだ俺? でも…ん~我慢我慢…)」
「なんか言ってよぉ~黙っていると凄く恥ずかしいよぉ~」
「う・うん…この距離だと…流石に照れるね (この状況で我慢するのって…やっぱり失礼なのかな? この状況は先に進めって事なのかな?)」
「アハハハ…なんか照れている浮浪雲さん 可愛いくて超ウケるぅ~キャハハハッ…」
「ウケるって…(;’∀’) (行っちゃうか? 行かないか? やっぱりオアズケなのか? どうしたらいいんだぁ~)」
「浮浪雲さんって凄く無口だね」
「いや…無口じゃなくって…超キンチョーしているんだって…」
「緊張してたら眠れない?」
「ん~緊張って言うより…ねぇ~ん~やっぱり寝よう!」
「えっ?もう寝ちゃうの?」
「ん~明日も早起きだし…我慢出来なくなるとヤバいし…」
「えっ?我慢って…何の我慢が出来ないの?」
「あ~~~っ! ち・違う変な事じゃないよ!…そ・そうそう、明日の行動中に眠いのを我慢出来ないと大変でしょ? 運転するし…って事だよ! そう そっちの我慢の事だよ!(;’∀’)」
「何を慌てているの? そっかぁ~それじゃ寝ようね おやすみなさい」
「おやすみ…(;^_^A」
(いやいや…マジ困っちゃうね…本当に我慢するべきなのかなぁ~)
(ん? そう言えば…なみえちゃんと俺って…どんな関係なんだ?)
(友達? 旅仲間? ん~付き合っている訳じゃないよねぇ~って事は…何だろう?)
(付き合っている訳でも無いのに…この恋人距離で一緒の布団の中にいるって…?)
(いっその事…告って見ようかな? 案外うまくいくかも? でもなぁ~利尻では大失敗だったし…関係が悪くなる方が辛いよね?)
(実際の所 なみえちゃんって…俺の事をどう思っているんだろう?)
(ん~まぁいいや…そろそろ寝よう…グ~グ~…)
【なみえちゃんの独り言Time】
こんにちわ みんな元気にしてた? 「なみえちゃんの独り言Time」が始まります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
浮浪雲さん「眠いの我慢出来ないと大変」って、何となく子供みたいで可愛いよね♪ そんなに心配しなくても動いていたら我慢できないほど眠くならないでしょ~アハハハッ( ´艸`)
それよりも…なんか今日は色々とあり過ぎて疲れちゃった。朝から浮浪雲さんが、なみえちゃんに気が付かないで、独り言を言ってたし…。なみえちゃん「嫌われているのかな?」ってちょっと心配だった。
それに浮浪雲さんって…本当に女心を全然分かってないから疲れちゃう。なみえちゃんが本当に思い切って目を瞑っても…全然気が付いてくれないんだよ?しかも2回とも… 一度浮浪雲さんの心の中を覗いてみたいな…なみえちゃんの事をどう思っているのか? 一度思い切って聞いてみようかな? でも…もし何とも思って無いって言われたら…立ち上がれないかもしれない…知らない方が幸せなのかな?
みなさんはどう思いますか?
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