(未修正)・いよいよ留萌エリアに突入!のんびり気分で天塩町スポットを巡ろう

スポット


まずは天塩町のご紹介から始めます。この天塩町の名前は「テシュ」と言うアイヌ語から付けられたと言われていて、魚を捕獲する仕掛けの 梁 (ヤナ)の意味も含んでいると言われています。因みに 梁 (ヤナ)とは、木・竹・杭などを並べ水流を堰き止める方法です。
地理的な位置は、北海道西北部にある天塩郡の中央で、東西に約25km、南北に約26kmの広さを持っている場所で、幌延町・那賀川町・遠別町に接し、西には日本海が広がっています。そして町の花は「ハマナス」、町の木は「エゾヤマザクラ」、町の鳥は「コガラ」です。


◆北海道2位の長さの『天塩川』は、国内でも4位の長さを誇っています。

国内ベスト3から外れている事や、名前は聞いたことがあるかも?と、北海道以外の人の認知度は少し低めの気がしますが、国内では第4位、北海道になると第2位の長さを持っていて、士別市から天塩町に掛けての経路を持っていて、本流は256kmにも及ぶ川です。水源の北見山地の天塩岳から流れ始め、名寄川・問寒別川等と言った支流と合流をし、日本海へは天塩町を出口として流れ出ています。また上流部における渓谷美に目を向けると『一見の価値あり!』と言える景観を持っていますので、一度訪れてみては如何でしょうか?

この川の名前もアイヌ語を由来として作られていて、梁(ヤナ)の様な岩が多い川と言う意味を持つ「テッシ・オ・ッペ」からだと言われています。川沿いの産業も稲作や畑作の盛んな上中流部、畑作や酪農が盛んな下流部、またサケ・マス漁が行われています。またヤマトシジミ漁は特に盛んで、ここで取れる「蝦夷の三絶」とも呼ばれるヤマトシジミは、天塩町に訪れた時には味を確かめてみて下さいね!


◆道の駅てしお

稚内市から天塩町までは国道40号との重複区間を通っている天塩バイパス(国道232号線)の沿線に位置する「道の駅てしお」です。案内フロントの横にはワイドビジョンがセットされて観光案内が映し出されていますので、ここへ訪れれば天塩町のお勧めスポットが一目瞭然です。天塩町と言えば「大粒のシジミ」が有名ですが、そんな天塩特産のシジミをレストランで味わう事や、お土産としてお勧めは、天塩板前の味「しじみの甘辛味噌」、他にも、しじみコロッケ・生しじみ・冷凍しじみ等と、天塩特産と言える様々な物があります。天塩町へ来た時のお土産に如何でしょうか? またこれだけは絶対に外せないと言える逸品は、その名も凄い『すごい肉まん』です。この肉まんの味は「トマトすき焼き味」と、一風変わった味になっています。ただ一度食べたら病みつきになる事必然とも言われてますので、『道の駅てしお』へ訪れた時には忘れずに味合わないと損ですよ!

・すごい肉まん【トマトすき焼き味】
酪農天国とも言える天塩町は、人口の3倍とも言われる乳牛が飼育されている町となっています。その乳牛がお役目を終えた後には、食肉用(経産牛)として出荷されています。そんな牛肉を活用して作られたのが、この『すごい肉まん』です。様々試行錯誤して考えた結果で、【トマトすき焼き味の肉まん】を生み出したとの事です。生地に使われているのは、「天塩の生乳」を使用した『バター・ミルクパウダー』などが練りこまれています。また札幌市内テレビ局主催イベントでは、肉まんの金字塔となる販売額を上げたほどに大絶賛の「すごい肉まん」なので、食べてみる価値ありの絶品です。
・道の駅てしお
所在地 :〒098-3305
     北海道天塩郡天塩町新開通4-7227-2
連絡先 :01632-9-2155
営業時間:09:00~19:00(5月~10月)
     09:00~17:00(11月~4月)
休館日 :5月~12月は無休
     1月~4月は毎週日曜日
     年末年始(12/31~1/5)


◆てしおこもれびの森

3kmほどの遊歩道がバリアフリーで整備されていて、区域面積36ヘクタールの敷地を持つ暴風保安林としての機能を完備している公園です。公園内にはヤチダモ・ミズナラ・イタヤカエデ・ハンノキ・シラカバ・エゾヤマザクラ・ハリキリ等と言った20数種類の天然広葉樹等が植生されていて、夏の森林浴には絶好の環境に整えられています。またバードウォッチングなども楽しむ事が出来ますので、家族で森林リラクゼーションを感じながら、様々な鳥などを観察して楽しむ事も出来ます。他にも冬になると歩くスキー等と、四季を通して楽しめる公園になっています。
この「てしおこもれびの森」には、上で紹介をした「道の駅てしお」から徒歩で訪れる事の出来ますので、気軽に立ち寄ってみて下さい。

・てしおこもれびの森
所在地 :北海道天塩郡天塩町字川口 東通
連絡先 :01632-2-1001(天塩町役場 農林水産課)
利用期間:5月1日~10月31日
利用料金:無料
区域面積:36ha


◆天塩町川口遺跡風景林

北海道天塩郡天塩町川口基線に位置します。道道106号線沿いに駐車場があり、トイレも備えられています。ここの風景林は、天塩町が整備をして伸びている遊歩道が国有林内を貫いていて、トンネルの様に樹木に覆いつくされている遊歩道です。ここには休憩するためのベンチなども備えられています。復元された竪穴式住居が2か所ありますので、続縄文時代~擦文時代の頃の住居の様子を、覗き見る事も出来ます。

・天塩町川口遺跡風景林
所在地 :〒098-3300  
     天塩町川口基線(市街地から北西1.5km離れた付近)
利用時期:5月1日~10月31日
利用時間:早朝より日没まで
休館日 :なし(11月~4月は月曜日休み)
駐車場 あり(20台分)

・川口遺跡
川口遺跡は、続縄文時代から擦文時代直後の頃の遺跡です。天塩川の左岸に南北に伸びた形の砂丘上に、約1.5km×約200mの範囲に230基の竪穴式住居が分布しています。楕円形の竪穴23基は続縄文時代3世紀ころから8世紀にかけて作られ、正方形に近い方形186基と長方形の竪穴20基に関しては、擦文時代からその直後の時代にかけて作られたと考えられています。他にも不整形の竪穴1基もあり、方形状の物にはオホーツク文化の物が含まれているとの事です。
天塩町歴史資料館に訪れると、このお遺跡から発掘された土器・石器など、一部復元されたものが保管されています。


◆天塩町歴史資料館

平成元年に、旧天塩町役場庁舎を整備して完成した『天塩町歴史資料館』です。元々赤レンガ造りで親しまれていた庁舎の、風格のある佇まいを受け継いだ資料館となっています。「川と海のくらし」「原野のくらし」「街のくらし」を歴史的な観点から見た展示等と共に、「知を啓き、時代を拓く」と言った教育及び文化資料。そしてアメリカ合衆国アラスカ州キナイペニンシュラ郡ホーマー市(姉妹都市)関連の、「北方圏への夢」と言った様に、テーマ別に分かれていて見やすい展示がされています。ここは天塩の歴史を振り返る事の出来る場所、そして明日を考える『学び舎』として活用されている資料館です。また「テシオコクジラの化石」(約300万年前で世界最古のコクジラの化石と推定されています)の展示も見る事が出来ます。

・天塩町歴史資料館
所在地 :〒098-3303
     北海道天塩郡天塩町新栄通6丁目
連絡先 :01632-2-1026
公開時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 :月曜日
     11月1日~4月30日
入館料金:一般:200円・高校生以下:無料
アクセス  :天塩町から車で約1分
駐車場 :無料


◆『てしお温泉 夕映えの温泉は美肌効果と心の癒しがセットです

美肌効果は温泉の効用で、心の癒しは温泉から眺める夕映えの効果です。まずは眺め見える利尻富士、そして一日の終わりの夕刻になると、日本海へと沈みこんでいく夕映えをロマンチック気分で眺める事が出来ます。とにかく浴場やラウンジから見える景色は天下一品とも言えるほどです。ここで入浴をするのならば、感動できる夕映えを見る事の出来る夕方が【イチオシTime】です。

そして「てしお温泉 夕映え」のお勧めは温泉です。アンモニア臭のする茶褐色のお湯で、初めての人は匂いに少々驚きますが、強力な美肌効果もあるのでは無いかと思われるほどに、お肌のスベスベ感を実感できます(泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉)。また家族連れの場合には貸し切り温泉、サウナなどもありますので十分満足の出来る入浴を楽しむ事が出来ます。日帰り入浴もありますので、是非宿泊?日帰り?と、どちらでも良いので一度訪れてみて下さい。
※宿泊の際は、和定食の無料朝食付きになっています。(記事作成時情報です)

てしお温泉 夕映え
所在地 :〒098-3314
     北海道天塩郡天塩町字サラキシ5807番地4
連絡先 :01632-2-3111

家族風呂・日帰り温泉の利用時間
     平日は  11:00~22:00
     土日祝日は10:00~22:00
     ※1時間当たり1,000円(税込)


◆『鏡沼海浜公園』からの利尻富士とサンセットは、見逃し厳禁です

蝦夷の三絶とまで言われる程に超絶とも言える美味しさを誇る「天塩のシジミ」と言うのはご存じでしょうか? そんな特産品を抱える天塩町のお祭りが開かれるのが、ここ「鏡沼海浜公園」です。しかし自慢出来るのは「シジミ」だけじゃなく、なみえちゃんが一番お勧めしたいのは、鏡沼海浜公園から見る事の出来る景観になります。他にも多目的施設やキャンプ場などで、バーベキューを楽しむ事も出来ますし、「天塩シジミまつり」や「キャンプフェスタ」等のイベント等の開催場ともなっています。

キャンプ場のエリアには、鏡沼があり、沼を背にして見ると天塩川が日本海に流れ出る様。そして日本海に浮かぶ利尻富士を眺める事なども出来ます。一番のハイライトは夕刻が訪れると、心に残る程キレイな夕映え(Beautiful Sunset)を目にする事が出来ます。沼・川・海・山・夕日の「景観キーワード」が、このキャンプ場には詰まっていますので、5つの「景観キーワード」をコンプリートしてみては如何でしょうか?

・鏡沼海浜公園
所在地 :北海道天塩郡天塩町字更岸7476
連絡先 :01632-2-1830(5月~10月まで)
     管理:鏡沼海浜公園管理室
利用期間:5月1日~10月下旬
利用時間:09:00~21:00
詳細情報:キャンプ場利用・オートキャンプ場・場内有料施設や設備など

     詳しい事は北海道天塩町役場HPをご覧ください。
・鏡沼しじみまつり
開催場所:上で説明した鏡沼海浜公園です
問合せ先:01632-2-1001(内244)  商工観光課 観光
アクセス:天塩町役場より車で約5分
     ※駐車場は約500台分あり(無料)
     ※雨天決行・荒天時は中止となります
     ※詳細は「天塩町役場商工観光課」に、お問合わせください


◆太古から続く天塩町の歴史は、遺産や資料等から知る事が出来ます

「天塩町川口遺跡風景林」へ足を延ばせば、続縄文時代~擦文時代の頃の竪穴式住居の様子を、「天塩町歴史資料館」に訪れると、遥か昔からの資料などから天塩町の歴史を知る事が出来ます。また約300万年前の時代からやってきた世界最古と推定されている「テシオコクジラの化石」等も見る事が出来る町です。一度訪れてタイムスリップをした気持ちで、様々な資料を見てみるのも面白いですよ



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