いつもとなんか違う日…不思議な感覚!
「はぁ~ぁ…ん? なみえちゃんはまだ戻ってきてないのかな? 今は…ん〜6時か…」
「もしかして…お母さんに捕まって出てこれなくなったのかな? もしそうだとしたら、今後は少しは考えないとヤバいかもな?」
「それにしても昨日の なみえちゃん なんか変だったよな…」
「甘えている? と言うよりは…寂しがっていた感じかな? 何が寂しかったのだろうか?」
「なみえちゃんが帰って来なかったら…今日はどうしようかな?」
「一人で巡ってもねぇ~なんかつまらない? ん…もしかして俺も寂しいと感じているのか? ふぅ~っ」
「(シュタッ! キョロキョロ…) あっ! 浮浪雲さん はじ…じゃない、おはようございます」
「ん…??? あ・あぁ…おはよう!」
「遅くなってしまって ごめんなさい」
「ん? い・いや…それは別にいいけど…もしかしてお母さんに凄く怒られちゃったの?」
「えっ…あっ! は・はい そうなんです。帰ったらお母さんが部屋で待っていて、捕まってしまったのです。」
「ん?(お母さん?) 怒られて落ち込んでいるのかな? なんかいつもと…ん~マァイイヤ そう言えば、今日はいつもの(ぽんっ!)じゃなく(シュタッ!)なんだね?」
「あぁ~音は人それぞれ違うんですよ!」
「そっか…ん? 人それぞれ違うって? 今日は なみえちゃんじゃないの?」
「(アッ!マズイ) え・え・えっと…人と言うよりも、その時の気分やテンションで音が変わるのです」
「あぁ~そうなんだ? 確かにいつもとヘアースタイルやメイクも違うね。いつもと雰囲気を変えてみたの!」
「あっそれは急だったからです」
「ん?急だったって…何が急なの?・・・あぁ~急にイメチェンをしてみたくなったって事だね?」
「えっ・あ・そ・そうなんです 今日の朝、急にイメージを変えてみたくなったんです」
「今日のコーデもメイクも、とても可愛いくていい感じだよ!」
「えっ…(テレテレ…) あ・ありがとうございます。急に褒められると照れてしまいます」
「まぁ今日は昨日の続きで、宗谷エリアの残り二つの町巡りだね」
「は・はい 今日も宜しくお願いします(ペコリ)」
「ハハハッ 今日はいつもと違って丁寧な話し方だね(なんか変だな…何か隠しているのかな?) マァイイケド…」
「なんか緊張しちゃって…ごめんなさい」
「ん? 緊張? 何に緊張しているの?」
「やっぱり初めてのひと…(アッ!) えっと…そうそう初めての町だから何となく緊張してしまいました」
「えっ? なみえちゃんが良く知らない町なの? 中頓別町と枝幸町って?」
「え・えっ…そ・そうなんです でも案内は任せて下さい。ちゃんと勉強してきました」
「ハハハッ 勉強してくれたんだ? ありがとうね(ん~今日の なみえちゃん…なんか変だな…かなりお母さんに怒られたのかな?)」
「勉強って程では無いですけど、ちょっと調べておきました。」
「それは ありがとうね 準備してから出発しようね」
「はい 分かりました」
とりあえず朝食を済ませて、準備をして…なんかいつもと違った感じの なみえちゃんと浜頓別温泉ウイングを後にしました。
「それじゃまずは、中頓別町から向かうので、中頓別町の紹介からして貰えるかな?」
「えっ? もう説明を始めるのですか?」
「ん? いつもそうだよね? どうしたの?」
「えっ…ちょっと心の準備をして無かったので、少し驚いています」
「(ん?なんか変だな…今日の なみえちゃん…) あっ…嫌だったら、目的地に到着してからでもいいよ」
「いえ…大丈夫です。それじゃ中頓別町のスポット紹介を始めさせて頂きます」
「(ん? 頂きます? 今日は本当に変だな? なんか別人みたいだな…) それじゃ宜しくね」
「浮浪雲さん この様な感じで如何でしょうか?」
「えっ? 如何って…今日の なみえちゃんってなんか変だよ?」
「えっ! そんな事は無いですよ いつもと変わらないです」
「そうかなぁ~ん~マァイイカ (あまり問い詰めて怒らせたくないし…)」
「ここが中頓別鍾乳洞だね。なんか鍾乳洞って少し不気味な感じもあるよね?」
「えっ? そうですか? 色々と鍾乳石の状態や、洞窟の広がり方など勉強になっていいと思います。」
「えっ!べ・勉強…?(何で勉強なんだ?) あっそうだ! なみえちゃん直ぐに転んじゃうって言っていたよね? 危ないから手を繋いで歩こうか?」
「えっ! 別にこの位の場所は大丈夫です。 手とか繋がなくても普通に歩けます!(怒)」
「(怒っている) あっ! ご・ごめん 余計なお世話だったよね…本当にごめんなさい(この前は手を繋いで歩きたかったって怒ってたのに…女心って分からねぇ~)」
「いえ…別にいいです」
・・・その後は何も会話をせずに、無言のまま中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園を後にしました・・・
「そ・そうだなぁ~と・取り合えず食事にしようか? お腹減ったでしょ? 何か食べたい物はあるかな?」
「えっと、私は何でもいいです(北海道なら当然海鮮が良いなぁ~)」
「あっ…そう…(ん~なんか今日の なみえちゃんは対応に困るな…)」
「・・・」
「ん~それじゃ 俺も良く分からないからネットにある【森のキッチンハル】って言う洋食のお店でいいかな?」
「え…海鮮のお店じゃないんですか?」
「ん~なみえちゃんも海鮮は、ちょっと飽きて来たかなって思ったんだけど…?」
「ん…折角北海道に来たから海鮮を楽しみたかったけど…でもそのお店で良いです」
「えっ?折角北海道って…? ん? どういう事?」
「ハッ(ヤバイ…) いえ…何でもないです。洋食のお店で良いです!」
「いや…なみえちゃん? が海鮮を食べたいなら、ちょっと離れているけど、どうせこれから行くのは枝幸町だから、大樹って言うお寿司屋さんに行こう。この近辺はあまり海鮮のお店が見つからなくって…ごめんね」
「えっ…本当に洋食のお店で良いです。変な事言っちゃって、すみません」
「いやいや、気にしなくて大丈夫だよ この後進んで行く方向だからね ただちょっとご飯が遅くなっちゃうけど…我慢してね」
「はい ありがとうございます」
急遽食事の場所をネットで探して、この後向かう枝幸町にある【大樹】と言うお店へ向かいました。
【喰処大樹】
<所在地>
北海道枝幸郡
枝幸町歌登西町121−31
<電話番号>
0163-68-2551
「なみえちゃんは何を食べるのかな?」
「え~と…(わぁ~結構高い…そこまで考えていなかった…どうしよう 余りお金を持ってきてないよぉ~)」
「生寿司の特上? それともいくら丼にする? 上ちらしも良いかもね?」
「いえ…そんな高いのはお金が無くて頼めないです」
「(。´・ω・)ん? ほぇ? なみえちゃん 悪いけど…その冗談面白くないかも…」
「えっ!冗談じゃないです!(怒)」
「(何で怒っているんだ…) 別に俺が払うんだから、お金の事は気にしないで、いつもみたいに好きな物を食べなよ!」
「えっ?浮浪雲さんが…(払ってくれるの?)」
「ハハハッ! いつもそうしているでしょ? なみえちゃんは旅に付いてきてNAVIしてくれればいいんだよ! ん?旅に付いてきて? このStoryって独り旅なんだっけ? ん~マァイイヤ… とにかくお金は俺が払うから気にしないで好きな物を食べていいよ!」
「えっ…ありがとうございます(助かったぁ~でもなぁ~ご馳走して貰うんだから遠慮しないとだよね?」
「ん~なみえちゃんって、好き嫌いは無いよね? それなら生寿司(特上)で良いね?」
「えっ!そんなに高いのじゃなくても良いです。並でいいです。」
『注文お願いします! 生寿司(特上)2人前で!』
「なみえちゃん なんか変だよ? いつも好きなのを自由に注文してるでしょ?」
「えっ! 私にはそんな事は出来ません!(怒)」
「ん?私には? ん~なんかよく分からないけど…疲れているんじゃないの? お寿司食べて元気出さないとね!(きっとお母さんとの喧嘩が原因かな?)」
「いえ…ごめんなさい…」
「大丈夫! 気にしないで良いよ! 美味しそうなのが来たから 早く食べよう!」
「はい…いただきます」
(何か話さないと…)
「なみえちゃん 今日のヘアースタイルもとても可愛いよね!」
「(ゴホッ!・ゴホッ!…) な・何を急に言うんですかぁ~」
「いや何となく…いつも可愛いけどそのメイクも良いね!」
「(ゴホッ!・ゴホッ!…) また急に可愛いとか…慣れて無いんで辞めて下さい!」
「ん? 慣れてない? 毎朝素直に可愛いって言っているでしょ?(いつも喜んでいるじゃん…それに嬉しいって…今日はそういう気分じゃないのかな?)」
「(エッ!ソウナノ…?) え・えっと…食事の最中だから…です」
そんな気まずい感じの空気の中で食事を終えて次の目的地へ…
「美味しかったね!」
「はいっ♪ あんなに高いお寿司食べたの初めてです。とっても美味しかった(^^♪」
「ん? (やっぱりなんか変だな…いつもと同じくらいだと…?)」
「浮浪雲さんは高級志向なんですね♪」
「いや…そんな事無いけどね(ん?ちょっと機嫌がよくなったかな?)」
「凄く美味しくて幸せを感じてしまいました」
「いや…ん~喜んでくれて嬉しいよ!(いつもとヘアースタイルとメイクが少し違うけど…なみえちゃんだよね?
あっ わかった! 胸がいつもより大きいかも…? ん~いや…それは気のせいだな?ハハハッ)」
「本当に 美味しいお寿司ありがとうございました」
「あ・あぁ~そうだ また次の枝幸町のスポット紹介をして貰っていいかな?」
「はい 美味しいお寿司を食べて元気が出たので、頑張ってご紹介をさせて頂きます」
「(ん? また「頂きます」って丁寧な言い方…?) 取り合えず宜しくお願いします」
「あの浮浪雲さん…」
「ん? なに? なみえちゃん」
「恥ずかしいので変なタイトルで説明をさせないでください」
「変なって…とても有名な女性ボーカルユニットの名曲っぽいタイトルでしょ?」
「いえ…それは分かりますけど、盗作っぽくて嫌です」
「まぁまぁ…でも なみえちゃんなら喜ぶと思ったんだけどね」
「でも私は喜びません!」
「ん? でも私は…?」
「(マズイ…) あっそうだ! 『枝幸かにまつり』って楽しそうなので行ってみたいですね 一度でいいから、カニを思いっきり食べてみたいです」
「なみえちゃんは、やっぱりカニが好きなんだね このあたりにカニを沢山食べられるお店が無いかな?」
「えっ…そんな気を使ってくれなくていいです。なんか催促したみたい…そんなにずぅずぅしい子じゃないです…」
「なんか今日の なみえちゃんっていつもと違うね? いつもなら『いくぅ~!』って喜びそうだけどね」
「私はそう言うタイプじゃないです!怒」
「ん? また私は…って?」
「(エッ…ドウシヨウ)・・・」
「(ヤバい また無言って事は怒っているのかな?) そ・そ・そうだ! そろそろ今日の泊まるホテルを探さないとだね?」
「あっ そうですね(良かった 話が逸れてくれた…)」
・・・・・ ホテル検索中 ・・・・・
(ん~今日の なみえちゃん…なみえちゃんじゃないみたいなんだよな?なんか変だ…ってか今日は凄く気を使うかも?)
(なんか話し方が丁寧だし…凄く遠慮がちだし…)
(お母さんと凄い喧嘩したのかな?そしてまだ不機嫌?)
(あっ!もしかして別人?誰かと入れ替わって別の人が…ってアニメじゃあるまいし、そんな事は無いよなぁ…)
(確かにヘアースタイルやメイクは違うけど、顔は なみえちゃんだし…)
(確かに女の子は化粧で変わるからなぁ~)
(今日の部屋の取り方も悩むなぁ~気まずくても部屋を別にすると怒りそうだし、ツイン部屋にしても、稚内の時みたいに怒るだろうな。でも…こんな感じだけどいつもみたいに一緒の布団で寝るのか?)
(ちょっと軽く振ってみて様子を見るしかないな…)
・・・・・ ホテル検索中 ・・・・・
「あの…なんか私、浮浪雲さんの事を怒らせちゃいましたか?ごめんなさい」
「えっ? 怒って無いよ…どうして急に?」
「いえ…なんかずっと無言だったから怒っちゃったのかなって思って…」
「ごめん・ごめん 今ホテルを探していたからだよ」
「良かった…怒っているのかと思って心配でした」
「大丈夫だよ! ん~ここはどうかな?【ホテルニュー幸林 】で良いかな? ここなら毛ガニの付いているプランがあるからね」
「私は何処でもいいです」
「それと…部屋はどうしようか?洋室だとシングルかツインしかないんだよね? 和室ならばいつもみたいに一つの布団で眠れるから和室でいいかな?」
「えっ! 一緒に寝るなんて駄目です! 何を言っているんですか!(怒)」
「えっ? って…いつもの事だけど…(今日は機嫌が悪いのかな?)」
「いえ…やっぱり一緒の部屋なんて絶対に駄目です!(怒)」
「・・・(やっぱり変だ…この子は誰? ん~でもどう見ても なみえちゃんだよな…どういう事だ?)」
「それなら今日はもう帰ります」
「いや…ちょっと待って…意味不明なんだけど…とにかくいきなり帰るのはやめて!」
「でも…もう無理です」
「えっ無理って…ひとつ聞いても良いかな? 変な質問だけど…」
「なんですか?」
「ん~なんて言えば良いのかな…君って誰なの?」
「(あっ…バレちゃったかも?…どうしよう…なみえに 怒られちゃうょ…)」
「絶対 なみえちゃんじゃないよね? 今日は朝から変だと思っていたんだけど…誰なの?」
「・・・・・」
「何も言わないで(シュタッ!)って帰っちゃうつもり?」
「・・・・・」
「帰っちゃったら…ん~そうだ! カニを食べられないよ?」
「(あっそうだ! カニは食べたいよぉ~ でもバレちゃたみたいだし…どうしよう…)・・・」
「別に怒ったりしないから、本当の事を話してくれるかな?」
「(もうダメ隠せないょ…) ご・ごめんなさい」
「ん? ごめんなさいって…何に対して謝っているの?」
「私は『すみか』って言います 『なみえの姉』です」
「ん? なみえちゃんのお姉さん? こんなにクリソツって…双子か何かなの?」
「えっ…はい そんな様な感じです」
「だから今日の なみえちゃんって、いつもと違う感じだったんだ? でもどうして? お母さんとのトラブルが原因かな?」
「はい…なみえが毎日何処かに行っている事で、お母さんが凄く怒っちゃって、今日は何とか説得するから、一日だけ『なみえ』の振りをして、浮浪雲さんの案内をして来てって頼まれて代わりに来ました」
「ん~そうだったんだ? なんか なみえちゃんに凄く迷惑を掛けちゃっているんだね? それに すみかちゃんにも迷惑かけちゃったね ごめんなさい」
「いえ…私は大丈夫です 凄く楽しかったし、高いお寿司を食べられて嬉しかったです」
「でもまだカニは食べていないでしょ? カニ食べたいでしょ?」
「えっ…カニ…(カニを食べたいよぉ~) でも大丈夫です」
「それじゃ一つ提案だけど…取り合えず和室でもツインルームでも一部屋取って、カニを食べて満足してから (シュタッ!)って帰ればいいんじゃない?」
「そんな失礼な事は出来ないです…」
「いや…今日は楽しく案内してくれたから、お礼って事でいいんじゃない?」
「でも…」
「それじゃご飯の後に少しの間、お話の相手をしてくれるって事で…決定!」
「えっ!」
「それとも俺のお喋りの相手なんかしたくない?」
「いえ…浮浪雲さんは面白い人だからお話は大丈夫ですよ」
「って事で決定でいいね!」
「は・はい…よろしくお願いします」
と言う事で…『ホテルニュー幸林』にcheck inしました。
「いやぁ~毛ガニ美味しかったねぇ~」
「はい 凄く美味しかったです 初めてあんなに沢山食べました」
「凄く幸せそうな顔して食べていたね」
「だって…凄く幸せでした♪」
「とにかく喜んでくれて凄く嬉しいよ」
「はい あのぉ~ちょっと聞いて良いですか?」
「ん?何を?」
「いつも なみえとは一緒の部屋で寝ているのですか?」
「ん? そうだよ 一緒の布団で寝ているよ」
「えっ?!★◇▽×※!! 一緒のお布団に…ですか?」
「うん 一人だと怖いって言ってたよ」
「確かに怖がりな子だけど…知らない人と寝る方が怖い様な…」
「ハハハッ そうだよねぇ~初日の朝は起きたら横に寝てたから俺も驚いたよ」
「勝手に入って来たんですか?」
「そうそう…あっ! でもまだ何もしていないよ!」
「えっ!『まだ』って・・・?」
「えっ! ヤバッ まだじゃなくて…ん~本当に何もしてないです」
「はははっ(^^♪ 浮浪雲さん一生懸命になっている」
「いや…マジで本当だよ 我慢しています」
「えっ?我慢ですか?」
「いえいえ…清廉潔白でぇ~なんていうか…ん~わかんないっす」
「あはははっ…浮浪雲さん面白い人ですね♪」
「変な人って良く褒められます」
「いや…それは褒めてないと思いますよ?」
「えっ?そうなの?褒められているのかと思った」
「本当に面白い人ですね なみえが、お母さんと喧嘩をしてまで来ちゃう理由が分かります」
「なみえちゃんも凄く楽しい子だから、俺も凄く楽しいよ! たまに喧嘩しちゃうけど…」
「また なみえが我侭を言っているんでしょ~あの子結構自分勝手なんですよ」
「ん?そうなんだ? とってもいい子だよ」
「それに…思い込みが凄く激しいんですよ!」
「ん?思い込み? ハハハッ 確かに思い込みは激しいかもしれないね」
「えっ?何かあったんですか?」
「ん~まぁ大した事じゃないよ。ちょっとした勘違いかな?」
「あぁ~あ~ なんか…なみえが羨ましいな…」
「ん? 何が羨ましいの?」
「浮浪雲さんと毎日楽しい旅をしているからですよ」
「それじゃこれから すみかちゃんも一緒に旅をする?」
「えっ…(ドキドキ…) で・でも…なみえに怒られちゃうから…!」
「怒られるって…何で?」
「私の浮浪雲さんを取らないでぇ~って怒りそう」
「別に一緒に旅をする位なら問題ないでしょ? それに なみえちゃんにとって俺は、ただの「大切な妄想旅人の担当者」って感じだからね!」
「えっ?(この人って なみえの気持ちを分かってないの? なみえも 「女心が分からない?」 とか 「天然かも?」って言ってたよね…)」
「おっ! もうこんな時間だね そろそろ帰らないで大丈夫かな?」
「あ~っ本当だ! でも なみえからは朝にChangeって言われているの…」
「そうなんだ? だけど一つの部屋だから…一緒じゃ嫌だよね?」
「色々とお話したから大丈夫かもしれない…あっ! でもお布団は別々ですよ!」
「いや…勝手に布団に入ってくるのは歓迎だけど、俺の方から入って来てとは言わないから安心して! セクハラで訴えられちゃうのも困る」
「訴えないですよ…なみえに怒られちゃうょ」
「そっか…それじゃ~別々のお布団で眠りに入ろうか? ん? 朝早くに帰っちゃうんだよね?」
「あっ はい なみえと約束だから…5時頃に帰ります」
「それじゃ今日は一日ありがとうね とっても楽しかったよ! また何かあったら遊びに来てね!」
「はい…なんか…(エーンエーン…)」
「えっ! ど・どうして泣いているの? なんか悪い事を言っちゃったかな?」
「違います…(エーンエーン)…ちょっと急に寂しくなっちゃっただけです(エーンエーン…)」
「参ったな…どうしたらいいかな?」
「大丈夫です…でも…」
「でも…なに?」
「また たまに来ても良いですか?」
「別に構わないよ 好きな時に来ていいからね」
「はい…ありがとう」
「ところで今日は眠れるかな?」
「・・・・・」
「ん~すみかちゃんが眠くなるまで話をしてる?」
「でも浮浪雲さんが大変だから…」
「1日、2日くらい眠らなくても人間死なないよ ハハハッ」
「本当にごめんなさい」
そんな感じで雑談をしながら夜は更けていきました・・・・・
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