(未修正)・大きく広がるサロベツ原野には、ちっぽけな人間を包み込んでくれる優しさがある
ここ豊富町には様々な自然に触れる事の出来るスポットが犇めき合っています。因みに「犇めき=ひしめき」で詳しい意味は、なみえちゃんは漢字が苦手なので、勝手にWikipediaなどで調べてね! ただ文字の雰囲気からすると狭い所に牛が一杯いると言った感じなので、意味もそんな感じなのかな? 因みにこの豊富町は、「北海道天塩郡豊富町」にあります。この天塩と言う名前の由来は、アイヌ語の「テシ・オ」または「テシュオ」から来ていて、その意味は(梁(やな)・ある)からと言う事です。また町名に関しては、やはりアイヌ語で「イペコロペッ」から取られていて、こちらの意味は(食物(魚)を持つ・川)で、下エコロベツ川を示した名称との事です。それではそんな豊富町のスポットをいくつかご紹介します。


まずは豊富町の土地を理解する為に、ここ「サロベツ湿原センター」です。日本最大の高層湿原の広がる豊富町にあり、サロベツの自然を知る為の情報などが充分に展示されています。サロベツの景観を楽しむ為に一番良いと思える時期は、春先ではないでしょうか? この時期に訪れると、湿原には枯れ色の草が残っていのですが、その湿原の先に臨む事の出来る利尻富士が悠然と構えています。 そして雪化粧が残っている姿は、まさに北海道と言える様な、壮観さを感じさせる景色となってます。
またこのサロベツ湿原では季節ごとに見る事の出来る動植物達がいます。例えば「水鳥達」は冬に本州で過ごし、春の訪れと共に繁殖地の大陸へと向かって行くのですが、その際の中継点としてサロベツ湿原の地で羽を休めてから飛び立ちます。国の天然記念物のマガンなどもここに立ち寄っていきます。他にも北海道で見る事の出来る、エゾウサギやエゾフクロウ等も生息しています。
またここでは「サロベツ・ネイチャー・ガイド」も実施していますので、ご利用をする事で、ネット等で見聞きする情報以外のお話も聞けるかもしれませんよ。

・サロベツ湿原センター 所在地 :〒098-4100 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地 電話番号: TEL 0162-82-3232 FAX 0162-82-1009 営業日 :【 5月・8月〜10月 】9:00~17:00 (休館日/なし) ※ 【 6月〜7月 】は8:30~17:30 【 11月〜4月 】10:00~16:00 (休館日/月曜・12/29-1/3) ※月曜が祝日の場合は開館、火曜に振替休館 |


北海道の雄大さと、純な大自然を一石二鳥で実感可能と言えるスポットです。見渡す限りの大地、その上に見える空、そして悠然と構えている利尻富士のコラボレーションは、大自然の美味しい所を総取りしたような気分になれます。サロベツ湿原は日本最大面積の高層湿原で、他にも中間層、低層と広がっている事から、様々な湿原植物の観察が出来ます。実はこのサロベツ湿原の広さは67,000haの敷地になっていて、この広さは実にJR山手線の内側より広い面積になります。このSpotを巡る場合は、先ほど上で説明した「サロベツ湿原センター」へ訪れ情報を手に入れてから、「サロベツ原生花園」を巡るコースをお勧めします。また春先に訪れるが一番と言いましたが、実は秋に訪れる事で湿原の植物達が見せてくれる【草紅葉】と言うのも、紅葉のシーズンに山などに訪れて見る紅葉とは、また一つ違った素晴らしさを見せてくれます。そしてこの湿地帯と言う環境では、夜になると殆ど光が無く、そして空気が澄んでいます。そのような環境から満天に見る事の出来る無数の星は、都会では絶対に見る事の出来ない「か細い光の星」までも、その眼に映し出してくれますよ。

【目を楽しませてくれる草花たち】 エゾノリュウキンカ・エゾリンドウ・イソツツジ・ ワタスゲ・カキツバタ・トキソウ・オオバナノエンレイソウ・オオバタチツボスミレ・コツマトリソウ・ハンゴンソウ・コウホネ・ヒメシャクナゲ・タテヤマリンドウ・エゾカンゾウ・ノハナショウブ・ナガボノシロワレモコウ・サワギキョウ など… |

・豊富観光協会 所在地 :〒098-4124 北海道天塩郡豊富町東 4条 3丁目 連絡先 :TEL 0162-82-1728・FAX 0162-82-3737 メール : toyotomi@sweet.ocn.ne.jp |
◆大規模(おおきぼ)草地牧場

とても大きい草地を持つ牧場で「だいきぼ」かと思いましたが、読み方は「おおきぼ」と読むそうです。ここの牧場では約1,500頭の乳牛が放牧されています。そしてその広さが、東京ドーム約320個分にもなる約1,500ha…牛1頭当たり1ha(10,000㎡)のスペースの草を食べる事が出来るのですね。どのくらいの量になるのかは分かりませんが…。もし「大規模草地牧場」へ訪れるのならば、雪の無い晩春から早秋に掛けてが良いと思います。天気の良い日には、広いスカイブルーの空とイエロウィッシュグリーンの牧場が広がり、『気分爽快~ぃ!』と叫びたくなるほどの景観を、見る事が出来ますよ。


・大規模草地牧場 所在地 :北海道天塩郡豊富町上福永 電話番号:管理事務所 : 0162-82-2781 管理者 :豊富町振興公社 放牧期間:5月 ~ 10月 トイレ :6月~10月のみ利用可 駐車場 :無料 ※冬期間に除雪はされませんので、ご注意ください。 |
◆兜沼公園キャンプ場 ※詳細情報はサイトで、ご確認ください。

兜に似た姿を持つ事から名付けられた『兜沼』です。豊富の街からは20kmほど離れた位置に、森林に囲まれた周囲7kmほどの沼です。7kmほどの周回と適度な距離なので、キャンプに来たついでに、のんびりと自然を感じ景色を見ながら周回するのにとても適したSpotになって居ます。またこの近くには樹齢1,200年と言う「言問の松」が約14mほどの高さで、この土地を見守っています。


・兜沼公園キャンプ場 所在地 :天塩郡豊富町字兜沼 期間 :5月1日~9月30日(4月1日~予約受付開始) 電話番号:0162-84-2600(問合せ・予約) 予約受付:電話:9:00~18:00 インターネット:24時間 ・[スマホ] ← サイトを表示して予約ボタン押下する ・https://489.click から予約する 問合先 :電話:0162-84-2600 利用時間:IN 13:00~ OUT 10:00まで 備考 :管理人駐在(9:00~18:00、7月~8月 は ~20:00) |
◆宮ノ台展望台


利利尻富士をBackに、広大なサロベツ原野を見渡す事が出来る展望台です。ここから見える景観は、見る者の目を引くインスタ映えPhotoを撮る事の出来る景観と言えます。豊富の街からは6kmほど離れていて、JR宗谷本線の徳満駅からの方が約1㎞の距離となっています。

・宮ノ台展望台 所在地 :北海道天塩郡豊富町徳満 開設期間:冬季に除雪は行われません 駐車場 :20台程の無料駐車場が有ります トイレ :ありますが、冬季は閉鎖されます |
◆こんな感じに大自然いっぱいの豊富町のまとめ
とにかく身体いっぱいに大自然を感じたいって人には超オススメの豊富町です。日本最大の「高層湿原」から、山手線の内側を越える広さの「原生花園」。東京ドーム320個とか、どのくらいになるか想像出来ない様な広さの「草地牧場」と、長期休暇を取って充分に堪能したい大自然がありますので、是非、人ごみで鬱蒼とした都会の生活に疲れた時には訪れてみて下さいね。
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