【序章】最北の地から始まった浮浪雲の独り旅

ストーリー



“ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・・・・・”
「はぁ~もう朝になったのか?」
「いいねぇ~青い空・青いう…み?って
えっ?! 海だってぇ・・・ん?なんなんだ?ここは…?」
「今の時間は…ん?4時10分だって?ここは何処?」

待て待て…まずは頭の中で現状を整理しよう!昨日の夜は、何かが変わるとか何とか大騒ぎしていた様な…? まぁそんな事はどうでも良いとして…寝たのは確か夜中の1時頃だったかな?布団に入って瞬眠するのはいつもの事だが…

そして目覚めると何故か車の中にいて、目の前に広がる「空」「海」…。そしてセットした覚えもないアラームが、こんな早い時間に鳴って叩き起こされるとか…意味不明だ。しかも目の前にはなんか白い…ん?なんだ?【日本最北端の地】と言うモニュメントが自信ありげに建っている? 確かに学生の頃と言えば、「授業って何?」って感じで真面目に受けた事などは無かった俺ではあるが、ここが『宗谷岬』である事は何となく理解出来る。
それは理解出来るが…なんで今俺が宗谷岬のモニュメントの前に止めた車の中で目覚めたのか? と言う現状が全くもって理解不能だ!
「おっ!朝日が上がって来た!」ところで今は4時22分か…とにかく眠い。いや…「眠いムニャムニャ」とか言っている状況では無いのは確かなようだ…ところで俺は何故「宗谷岬」に居るんだ?

ん~とにかく頭の中で整理がつかない(ボソボソ言っている俺を、日の出を見に来ている人が笑っているが…) だが現在居る場所は「宗谷岬」そしてたった今4時22分に日の出を迎えて今日は20X9年5月1日。とにかく北海道、日本の最北端の地である「宗谷岬」にいると言う事は確からしい。ん~こんな場合はどうしたらいいのだろう? まぁとにかく、日本最北端の地と言う出発点的な位置(何の出発点なんだ?)に居るのだから、このまま「日本縦断独り旅」とでも洒落込むとしようかな?
と、途轍もなく無理やりな設定および、突拍子もない意味不明な判断によって、

「浮浪雲の独り旅~日本縦断妄想旅行~」

が始まりました。・・・・・とさ…めでたし・めでたし・・・

<<出演者>>
浮浪雲

<<ロケ地>>
宗谷岬
〒098-6758
北海道稚内市宗谷岬3

<<作成スタッフ>>
不明





END of Story!

えっ? 「めでたし・めでたし…」って、どう言う事なの?
いや…まだStoryが始まったばかりだぞ!「宗谷岬」に置き去りにして、勝手に終わりにするなぁ~!!!

なぁ~んてね(^^♪

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